家を持つと、いつ、どんな時にお金がかかってきますか?
住宅を維持していく上で大きく分けて2つの維持費がかかってきます。
“建物の修繕費用”と“税金”です。
まず、『税金』についてご説明します。
ご存知の方も多いと思いますが、土地と建物には固定資産税・都市計画税がかかってきます。金額は土地や建物の大きさによって異なります。また、支払日は各市町村で違いますが、4月~6月頃のところが多いようです。
支払いは「普通徴収」といって、その年の1月1日の固定資産の所有者に納税通知が送られてきます。固定資産税の納付方法は市町村により異なりますが、一括払いか、年4期に分けて支払うことになります。
そして、『維持費』です。
一戸建ての場合、主要な修繕には屋根や外壁修理、内装工事、設備機器の交換などが挙げられます。それぞれのサイクルと費用の目安は次の通りとなります。
・5年毎→ 防蟻消毒処理 (15万~30万円)
・7年毎→ 給湯器交換 (10万~20万円)
・10年毎→ 屋根・外壁の塗装および防水処理 (150万~200万円)
点検・補修 (5万~20万円)
・20年程度→ システムキッチンやお風呂等の水周り設備の交換(100万~300万円)
上記を考えると、一戸建て住宅における30年間でのメンテナンスコストは800万円~850満円が目安となります。 月額にすると22,000円~24,000円程度になります。
一方で、マンションの場合は『修繕積立金』を30年程度の長期修繕計画に基づき、共用部分の大規模修繕にかかる費用を事前に積み立てします。マンションの負担金は総戸数によって変わります。 例えば、経年劣化に伴う屋上防水、外壁塗装、給排水管取替え等が計画的な大規模修繕に該当し、それらのコストを見積もり各区分所有者に対して持分比率に応じた積立額を算出して積立てていくことになります。
マンションの修繕積立金には、個人の部屋(専有部分)の内装リフォーム費用(壁のクロスの張替え等)の費用は含まれないので、今回の一戸建て住宅のシミュレーションでも内装リフォーム費用は含めていません。
マンションの30年間の修繕積立金は390万円~750万円となり、月額にすると12,000円~24,000円程度になります。しかし、積立金とは別に、トイレやシステムキッチン、お風呂等の個人の部屋の設備やメンテナンス費用は別途かかってきます。
担当:中川 雄樹
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